2017年3月7日火曜日

街道歩き

街道を歩くことに楽しみをおぼえている。
念願だった東海道五十三次は昨年、完歩した。今は中山道を歩いている。

先月と先々月は東海道の脇往還である姫街道を歩いた。
西から行くと愛知県豊橋市の御油宿から東海道と分岐し、静岡県磐田市の見附宿で再び東海道と合流する約六十キロの街道である。

東海道の新居の関所が厳しい女改めを行ったため、それを避けて通行した女性が多かったから「姫街道」と呼ばれるようになったとか、「鄙(ひな)」がなまって「姫」となったとか由来は様々だ。

見所は何といっても峠越えであろう。まずは県境である本坂(ほんざか)峠で、ここを越えると浜松市の三ケ日宿に入る。そして、三ケ日宿から気賀宿の間には引佐(いなさ)峠があり、ここから望む奥浜名湖の景色は素晴らしい。

この峠には「象鳴き坂」という名の坂があり、象も悲鳴をあげるほどの急な坂ということで付いた名のようだ。象はベトナムからの贈り物で将軍吉宗へ献上されるため、この街道を通行したという。

ちなみに、この辺りは現大河ドラマの主人公である井伊直虎ゆかりの地ということもあり、気賀宿には直虎の大河ドラマ館が出来ていた。

さらに街道は三方原を横断し、天竜川を渡って見附宿まで続く。
東海道を歩くまで、姫街道の存在を知らなかったが、歩いてみると、それなりに面白く、またタイミングよく大河ドラマゆかりの地でもあったので良かった。

五街道は是非、歩いてみたいと思っているが、その他にも魅力的な街道が多くあって、次はどこを歩こうかと考えるのが最近の楽しみである。

象鳴き坂

あなたの神、主が導かれたこの四十年の荒れ野の旅を思い起こしなさい。こうして主はあなたを苦しめて試し、あなたの心にあること、すなわち御自分の戒めを守るかどうかを知ろうとされた。

主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。

この四十年の間、あなたのまとう着物は古びず、足がはれることもなかった。

あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。(旧約聖書 申命記 8章2節~5節)

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