2017年1月17日火曜日

赦(ゆる)し

昨年、皇后様がお作りになった歌で、御自分で選ばれ発表されたものの中に、

許し得ぬを許せし人の名と共にモンテンルパを心に刻む

という一首があった。

この歌を目にした途端、第二次大戦でフィリピンのモンテンルパ捕虜収容所にいた日本人捕虜の特赦を求めて、歌手の『渡辺はま子』さん達が、当時のフィリピン大統領(フィリピン第6代大統領「エルピディオ・キリノ大統領」)に働きかけた記事を思い出した。

大統領は、日本兵に自分の奥様や子供さんを殺され憎んでも憎みきれない心境にあったが、クリスチャンとして赦さねばならないという思いのもとに捕虜を日本に帰還させた、というその出来事をお詠みになったのだ、と思い、感慨深いものを覚えた。

(新約聖書「ルカによる福音書 6章37節)
さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

(新約聖書「コロサイ人への手紙」 3章13節)

互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。

(新約聖書「ヨハネの手紙第一」 1章8節~9節)

自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。
自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
赦しの彼方を見つめて
秀吉「文禄・慶長の役」(1592年~1598年)
耳塚

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