2017年1月16日月曜日

美術展

先日、国立国際美術館へ行ってきた。

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」という美術展であった。
十五世紀から十六世紀ごろに絞ったヴェネツイア絵画展は開催が珍しいようである。

わたしにしては、これまた珍しく音声ガイドを借りて鑑賞した。
ナビゲーターは石坂浩二氏、テーマ曲は辻井伸行氏であった。
絵画の展示数は六十ほど、また絵画のサイズも大きく、非常に鑑賞しやすい環境で良かった。

展示の目玉はティツィアーノ晩年の作品「受胎告知」である。
この作品はヴェネツィアのリヒャルト橋付近にあるサン・サルヴァドーレ聖堂の右側廊に飾られているものらしく、初来日ということであった。

天使ガブリエルの出現に驚きつつも、耳を傾けようとベールを持ち上げているマリアの姿を描いている。
聖堂に飾られている環境では暗くて細部まで見えにくいもののようだが、今回の美術展ではじっくりと鑑賞できる環境にあり、幸運だった。

ヴェネツイア絵画は、「受胎告知」のモチーフが特に好まれるようだ。それは受胎告知の日とされる3月25日は、ヴェネツィア建国の日でもある特別な日だから・・・など、音声ガイドで学びながら、
全体的に聖書の一場面である絵画が多かったので、とても楽しめた絵画展であった。

7月にはブリューゲルの「バベルの塔」展が開催される。24年ぶりに来日する作品のようなので、ぜひ鑑賞したいと思っている。

この展覧会の案内チラシは以下のとおり
「バベルの塔」展
(管理人のつぶやき)
 ルネサンスといえば、イタリアのフィレンツェを頭に浮かべてしまいますが、「ヴェネツィアルネサンス」の美術を一同にまとめた美術展はなかなかお目にかかれないと思います。

実は、管理人も昨年の年10月22日に開催されてからすぐ見に行ったのです。
この美術展は残念ながら、1月15日(日)で終了してしまいましたね。

見に行きたいと思った方、残念でした。

ヴェネツィアルネサンスの興隆と衰退を年代を追いつつ紹介しておりました。
それはそれはすばらしい絵画群でした。

興味を持ったのは、初期の優れた絵画はほとんどキリスト信仰から生み出されたものだと言う事です。

それが衰退期に近づくにつれ、題材がキリスト信仰中心の絵画から、古代ギリシア・ローマの神話世界中心の絵画に変遷していることでした。

現代社会に近づくにつれ、神がおられない社会へと変質していく様子が見て取れ、信仰者の一人として非常に考えさせられる美術展でもありました。

(新約聖書「使徒の働き」17章22節~30節)
パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの皆さん、あらゆる点においてあなたがたが信仰のあつい方であることを、わたしは認めます。

道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。

世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。

また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。

神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。

これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。実際、神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません。

 皆さんのうちのある詩人たちも、『我らは神の中に生き、動き、存在する』、『我らもその子孫である』と、言っているとおりです。

わたしたちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで造った金、銀、石などの像と同じものと考えてはなりません。

さて、神はこのような無知な時代を、大目に見てくださいましたが、今はどこにいる人でも皆悔い改めるようにと、命じておられます。

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